松本人志のコント「MHK」感想

◆通販「ダイナミックアドベンチャーポータブル」◆
「しんぼる」!?を思わせるキャラクター。セリフで説明するやり方は視聴者に沿ったのかな、とまずは思った。
ごっつの警官が持ってる飲酒検問の「はあ〜」やる棒を支給されてテンション上がるコントを彷彿とさせましたが
あの時は説明が一切なく、ただひたすら喜びを表現してそれが可笑しみになっていたのに対しこちらは説明セリフが
つっこみの役割をしているのだな、と感じました。普通は口に出して説明しないところを全部セリフに起こしている点で。
それとフレーズで面白さを足す。オチは・・・卑怯な気もしますが大好きなんです、アレ。
 
◆つぶやけ!アーカイブス◆
昔のニュース映像で一言。IPPON GPでご本人が「写真で一言はそれ自体(写真)が面白ろ過ぎてもアカンしそこで
(写真をみて)全然笑いがこないのもアカンし加減が難しい」とおっしゃっていたのがよく理解できた。
これ、ムズかったんじゃないだろうか。引っ張ってくる映像が印象に残るものでないと、「NHKでやる意味」が活かせないし
そうすると大喜利部分がかすむ。回答がストレートだな、と思った。変化球でも良かったんじゃないか。
それとも回答で笑わすことよりも映像のセレクト込みで笑う意図かな。
 
◆大改造!!劇的ビUFOアフター◆
NHK得意のパロディ物。普通にこれが一番とっつきやすくて笑いやすいんじゃないかな。
宇宙人の日常をちりばめて原本に忠実に「キレイにしてもらって良かったね(σ・∀・)σ」に普通に終着する。
「偵察中に吸い上げた地球人の待機場所」ジワジワくる。宇宙人は歳を追う毎に触覚が伸びてだれてくるのだな。らしい表現
オチをブラックに仕上げないところに今の松本人志が作るコントだよね、と。
ここでの哀しみは地球人吸い上げて観察する立場の宇宙人のクセに生活が雑で地球人に救ってもらわざるを得ないところとかだと思う
 
◆わたしは幽霊をみた!◆
平岩紙ちゃん!幽霊のスムーズな動きw嫌いじゃないけど面白いとか笑えるとかそうゆう感じでもない
間に挟むのに選んだのだろうが2本で良かったかな。
 
◆答辞◆
逆に〜!…自分一本推し苦手っす、うす。冗長に感じた…飽きるんですよ、この手の。
世界第1位の男の「経て」みたいな二段構えだと楽に笑える、入りやすいんですけどね。置いてかれちゃうの。
しかし、付いていける人だと段々に笑いが増幅していくネタなんだろな。逆切れから復活してストレートは良かった。
 
【まとめ】
NHKと協力して松本人志が作った番組というのが伝わってきて好感です。
変にシュールアピールでもないしNHKの得意なところと自分に合うように力を合わせてできていて見やすかった
色々見せてきた人だから過去のものの焼き直しやるわけにもいかないのでできる手は少ないんですよね。
その中で今はこう来るか〜、と思ったりする場面がチラホラ。彷彿とさせるんだけど手法を全然変えてるんですよね。そこ、すごい。
今度はほんとに凝らずに単純に笑えるベタをやって欲しいと、贅沢に。センス求められたり色々大変でしょけどもw
 
明日はプロフェッショナルあるからね!忘れないように(・∀・)!!