さやざむってきたよ(・∀・)! 〜映画「さや侍」感想

まず、拍子抜けするほどに普通に面白かったです。
「普通に」って付けて面白いって言うと褒めてない、失礼みたいな話になるんですけどでもそういう感じなんですよ
何て言うんでしょう悪くないね、ってニュアンスです。絶賛する感じじゃないけど好きでした。
 

  • 笑いでいうと爆笑はないです。クスクス笑い。
  • 野見さんを知らない人がみるにはどうかしら?というのも本人のだしてる雰囲気で伝わるものはあると思う
  • 細かい説明を端折って唐突に物語が始まる導入は好みですかね
  • 私は映画の前半30分が結構かったるい、と思う事が多いのでこのくらいで丁度いいです
  • 説明不足と説明過多は論議があるかと思うけど松本さんとの相性の一言で締めますw
  • ご飯で例えるとコース料理じゃなくて丼ご飯みたいなイメージでしょうか(意味分からない?ゴメンw
  • 心理描写をとことん避けた演出は自分好みの野見侍を妄想することができて良い
  • 「驚かせたい」と監督がおっしゃっていた演出もアリ(・∀・)b
  • 「学ぶ」映画じゃないですよ〜。ただただその場を楽しむ、そういった意味では刹那的
  • 見張り番のお二人が良いです!たえも良い!
  • 松本監督なりの映画を撮る事に対する手応え、自分の得意、がみえてきた映画なんじゃないかな
  • 死生観で言ってみると色々あるけど、その辺で叩かれるのも受け入れられるのもどっちもありそう
  • 確かに野見さんカッコ良かったw
  • 人志はね、何だかんだ言って人が好きな人なんだと思う
  • 分かり易過ぎるくらいにセリフが易しいので子供もみれるよ
  • 次みてみたいなって思える前向きさを感じました 

 
偉そうな事を得意の箇条書きったーにした。
ネタばれせずに、というのを気にするよりもネタばれしようがないというか...
30日の業のくだりが中だるみっちゃあそうだし、でもその中で強弱はちゃんとつけていた。
最初にもいいましたが私は思いの外好きでしたね〜。もっかいみると思う(DVDはもちろん買うw※特典狙い
思いの外って言うと大変失礼なお話なのですが、前2作はどうしても観る気持ちになれなくて
(まっちゃん、映画でスベッてるんじゃ(;ω;`))って思うとやっぱ躊躇してしまうんです
でもさや侍は公開が待ち遠しかったし予定より早めて観に行ってしまったw
それは、今回のプロモーション活動をする監督の監督然とした立ち居振る舞いに自信を感じられたからです
興行収入とか、監督としてのみられ方とか、そういった事度外視して「楽しいから観て欲しい><☆」って信号を受け取れた
だって今までに比べて、プロモーション人志存外に面白かったんだもん
 
松本人志が監督じゃなくても薦める?というのが一番評論で聞きたいところでしょうけどそれは観て判断してくださいとしか言い様がないw
監督、脚本、演者、その他にしてもそういった前提ナシで映画を観にいく程達観してないのでよくわからんです。
ただ、「普通に」という前置きナシで面白い(・∀・)!と断言できるようなホントはそこを期待してます。
哀しみとかじゃなしにただひたすらバカみたいに笑えるアホ映画作ってくんないかな。ベッタベタな。
そんな「これから」に課題を残す部分はありつつもこれからに期待を抱けるような作品だったとはいえると思うです。
粗はあるけど、面白いよ(^з^)-☆